470新艇購入のための販売会社訪問

日時:2018年6月25日 13:20~14:20
販売会社名: HiK OFFICE 千葉県松戸市小金原
面会者:代表取締役 井嶋浩文(日大ヨット部出身)
       担当者 中村睦宏(日大ヨット部出身)

★ピアソン470の販売会社 見学の報告。

2017年度、ヨット部OB会費のお支払いありがとうございました。
ほぼ10年ぶりにヨット部の新艇、470学連艇の発注をします。

展示艇の見学と見積りのため HiK OFFICE 千葉県松戸市小金原
訪問してまいりましたので、以下、報告いたします。

展示艇の写真、デッキが白はスタンダード、デッキがブルーはフル艤装。
艇の艤装の違いはそのまま艇重量に関係します。
つまり、スタンダードの艤装で発注した場合、最低重量をクリアーする為にハルの重量を重く作ります。
購入後に艤装を変更した場合、その重量増加がデメリットになり、ピアソン艇は最低重量マイナス2kgで作り、2kgの重りをマストステップに付けて納艇されます。
発注時に搭載備品の重量を計算してFRP加工する為、後から艤装を変更する場合、軽くなると計測オーバーでレースに出れなくなります。
重りの調整はクラスルールで2kgリミットと決まってるので、最初の発注時にフル艤装艇にする必要ありです。
これで200万円になります。
セール代を入れるとクラクラしそうです。
こうなったらイケイケで発注します。
皆さん、OB会費よろしくです。お願いします。

★ピアソン艇の追記

470級の市場では世界で4ヵ国しかボートメーカーがなく、私の憧れだった、ジャンモラン、バンガード、パーカーといった外国のメーカーはすでに撤退しており、事実上1国1造船のルールはなくなっています。 
従って、ピアソンも国際規格の承認を得て日本国内での製造を開始しました。

特徴としては、マストにスーパースパーを採用したことです。
ヤマハのマストに比べて非常に軽いのが特徴です。
このため搭載重量が軽い分、艇の重さは重くなっているようです。
これによりクラスルール上のリミットまで大きな艇体になっており、これはステム周辺のボリュームが増えたことで目で見て分かりました。
ヤマハ艇がとんがっているのに対して、ふっくらしています。
うねりの大きな江の島海域では、ヤマハ艇がバウでうねりを切り裂くのに対して、うねりを乗り越えていくイメージで、クローズホールドが早いようです。

それでは、ヤマハの艇にスーパースパーをつけたらどうなるかというと、重量が最低重量を下回ってしまい、クラスルール違反になってしまう為、搭載できないのです。
そのことは、ピアソンも認識しており、マストには艇体ナンバーが刻印されていて他のメーカーのボートに搭載できないようにしています。
つまりピアソンはスーパースパーの重量に合わせて艇を作ってるのです。
しかしながらマストが軽いということは、メリットばかりではなくマストのベンド量が多くなりリーチングで3枚張りの時は、フォアプラーを利かせるなど、新たな走り方を身に着けないといけなくなります。
簡単に言うとフリーの走り方が難しくなったのです。 
現役のレースレポートでは、勝木君はフリーで遅いということですが、実は2番艇はマストを変えています。
もしかしたらサイドベンドが大きいのかもしれません。
以前練習風景の写真を見たとき、メインセールのツイストが大きいことに気が付きましたが、フリーでは逆ベンドしている可能性があります。

ピアソンでは、トップセーラーの助言で艤装の変更を試行錯誤しながら補強材の厚さや位置を決めているようで、逆に言えば動かしようがないのです。 
今回新艇の購入をピアソンにしようと思いますが、走り方では新たなチャレンジが必要かもしれません。